夜空を撮影して比較明合成してみた
7年くらい前、二人目の子どもが産まれた頃に子どもを撮影したいという妻の要望に答えて一眼レフカメラを買いました。
一眼レフと言っても、本当に入門機のEOS Kiss X7という機種で、もやは値段も覚えてないのですが、今調べると3万くらいのようです。→追記:今は中古で3万円台で買えますが、当時は6万円で購入したようです。一眼レフとしては最安の部類ですが、そこまで安い品物でも無いですね。
最近は運動会などのイベント以外ではほとんど使う事がありません。
当時、星空やタイムラプスを取ろうと思ってレリーズも買っていたのですが、こちらも買っただけで終わりました。
最近、夜中にドライブに行くようになりブログにも書いてみているのですけど、ついでに星空でも撮ったら素敵なんじゃないかと思いたち、これらの機材を引っ張り出してみました。
あ、君は放課後インソムニア(1) (ビッグコミックス)を読んだ影響も無くは無いかも知れません(笑)ああいう青春恋愛モノを読むと、最近は「自分もこんな恋したかった」とは思わず「子どもたちがこんな素敵な恋をしてくれるとイイな」と思うようになっていて、父になったことを実感します。
こちらがカメラ本体です。カメラは詳しくないので値段だけで決めたような気がします。いま装着しているレンズ以外にもう1本望遠レンズが付属していました。
こちらはレリーズです。こちらも値段とかは覚えてないのですが、よほど安物だったようで電源OFFのスイッチが無く、いちいち電池を抜かなければならないという(笑)
あと星空や夜景を撮るには必須の三脚です。Velbon EX-640らしいです。ネットで調べると8000円とか出てくるので、そこまで安物ってわけでも無いようです。実際使ってみても安定しています。
今回は比較明合成を試したくて、ひとまず夜中にみなとみらいの赤レンガ倉庫で撮影してみました。
比較明合成は沢山撮影した写真を、明るい箇所を採用しながら合成していく合成方法です。
理科の教科書に載っていそうな星の日周運動をバックに赤レンガ倉庫とか写っていたらキレイなんじゃないかと思いました。
23時頃〜0時くらいまで、10秒毎に撮影します。シャッタースピードは2秒にしてみました。全部で400枚くらい撮ったかな?
こちらは撮影風景です。
このままひたすら待ちます。金曜という事もあり、ウキウキ気分を纏った若者やカップルが沢山通ります。こちらまでウキウキしてきます。
椅子を忘れたのを後悔しました。1時間くらいぼーっと突っ立ってました。
で、帰って編集します。撮影した1枚1枚はこんな感じです。辛うじて星が写っているが分かりますでしょうか?
これを400枚くらい撮ってStarStaXというソフトで比較明合成したものがこちらです。
うん、微妙(笑)
日周運動は分かるものの、絶対的な星の量が不足していて、中途半端な線が出ているだけです。もっと多くの星を映るようにするか、もしくはもっと長時間の撮影が必要です。
ただ、まあ安物の機材でも一応できることが分かったし要領としてはこれで良いようなのでまたチャレンジですね。次はもっと暗い所が良いかな。