直焦点撮影を試してみた
子どもと天体観測でもしようかと思い、かなり前にラプトル50という天体望遠鏡を買いました。
1万円程度の安物ですが、月はクッキリ見えるし、小さいけど木星や土星も見えるのでなかなか楽しめる筒です。
これをZ 5に取り付けて撮影してみました。カメラに天体望遠鏡を取り付けて〜あ、逆かな、天体望遠鏡にカメラを取り付けて撮影することを直焦点撮影と言うそうです。
使った部品は以下の通りです。
で、取り付けるとこんな感じです。
この天体望遠鏡は焦点距離600mm、レンズ有効径が50mmです。
600/50=F12という事になるかと思います。絞り機構は無いのでF12固定です。
普通のカメラレンズと比べれば暗めですね。
実際に撮ってみると600mmは圧巻です。
でも、フルサイズ(FXフォーマット)だと周りが黒くなってしまうのでAPS-C(DXフォーマット)で撮影します。
こうすると900mm相当。超望遠です。
ちなみに200mmのカメラレンズだとこんな感じなので、すごい望遠具合なのが分かると思います。
Z 5は手ブレ補正がボディに搭載されているので、手持ちでもなんとか撮影可能でした。
でもマウントアダプターなどの安定性がイマイチだし、ピント調節もやりづらいので、実用性は欠けるかもしれません(笑)