40代からの冒険の記録

仕事と家庭に費やした30代が過ぎ去り、今始まる40代からの冒険時代!

Nikon Z5をレンタルしてみた

これまでEOS Kiss X7という8年くらい前の入門機カメラを使っていましたが、だんだんフルサイズのカメラを使ってみたくなりました。当世風に言うならこれが沼なんでしょうね。

調べた中ではNikonのZ5がコスパ的に良さそうだったのですが、それでも本体だけで15万弱、レンズも含めたら20万近くになり、いきなり買うには躊躇します。

そんな中、エアクロモールというサービスでZ5が税込10,890円/月でレンタルできるのを知ったので借りてみました。

申込みから1週間弱で到着しました。新品なんじゃないか?っていうくらいキレイな状態でした。

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 EOS Kiss X7と並べてみました。さすがにEOS Kissのほうがだいぶ小型で軽量ですが、ミラーレスだけあって大きすぎる・重すぎるということはありません。個人的にはZ5の角のある形状は凄く好みです。

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さっそくEOS kissと画像を比べてみます。左がZ5、右がEOS Kissです。

やりかけのジグソーパズル。色味はホワイトバランスの設定のせいで違って見えるので置いておくとして、Z5の方が目地がクッキリしているように見えます。

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上の写真を拡大したところです。Z5は拡大してもノイズや粗さはほとんど目立ちませんし、パズルのピースの厚みをしっかり感じます。Kissはザラザラしていて立体感が弱い。

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続いてベランダからの景色です。やはりZ5のほうがシャープな印象ですね。Kissは少しぼやけている感じ。ちなみに両方ともオートフォーカスで撮っているのでカメラ的にはピントは合っていると見なしているはずです。

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丘の向こうのタワーマンションを拡大。Z5はここまで拡大してもマンションや木の輪郭を保っていますが、Kissはぼやけてしまっています。

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他にも比較写真は色々撮ったのですが、すべてのケースでZ5の方が圧倒的にキレイでした。8年前のAPS-C機と現代のフルサイズ機では当然の結果かもしれません。あとはカメラ本体だけでなくレンズの性能差もあるかもしれません。

 

Z5は何を撮ってもフルサイズのカメラに期待した通りの画像を見せてくれるので本当に楽しいです。

たとえばトースト。ソースのテカテカがキレイです。

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たとえば道端の花。

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上の写真を拡大してみます。どこまで拡大してもキレイです。

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拡大と言っていますが、そもそも元が約6000x4000という画像サイズなので縮小して見ていたのを等倍で見てみたと言う方が正しいのかもしれません。

たとえばダンゴムシ

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これも拡大してもキレイ。殻の質感を感じます。

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シャッタースピード1/8000秒で撮った水道の水です。肉眼では連続して見えた水が玉になっているのがわかります。Kissでは1/4000秒までしかできなかったので新世界です。

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上の写真だけでも感動ですが、拡大すると水玉がなめらかなガラスのように見えてもっと感動です。

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ほんとフルサイズのカメラって人間の視力を上回った物を見せてくれる魔法の機械ですね。

このあと本命の星の撮影についても少しだけ試せたのですが、長くなったので次回にします。